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キングコングの逆襲のピッコロのレビュー・感想・評価

キングコングの逆襲(1967年製作の映画)
3.5
東京ビッグファイト🐵🤖

2020年、東京オリンピックが開催される前に、映画界では世紀の大決闘が行われる。
それが、"ゴジラVSコング"。
ただ、この2大怪獣、今から57年前の1962年に一度対戦している。
それから5年後、1967年に公開された本作。
タイトルに逆襲とあるので、てっきりゴジラに逆襲するのかと思いきや、ゴジラは、1mmも出てこない。

うそーーーん。(知ってたけど。笑)

では、何と戦うかと言うと、メカのキングコング、その名も"メカニコング"!
と、その前に前哨戦のゴロザウルス戦があるんだけど・・・。

ゴロザウルスは、見た目がほとんど恐竜のとっても可愛い怪獣さん。
ジャンプして両足でキックする"カンガルーキック"が得意技!
これには、キングコングも大苦戦。
やったれ!やったれ~!と思ったら、すぐにフルボッコにされて泣きそうになった。
泡を吹くまで、殴るわ、殴る。
可愛い子が酷い目にあうのは、観てて結構辛い・・・。
ゴロザウルスの敗因は、たった一つ。
手が短いこと。
このお手手も、小さくて、とっても可愛いの。

キングコングは、全然可愛くないから、あんまり好きじゃない。
女好きの、変態だし。
この映画でも、女の子ばかり追いかけていた。
いつも思うけど、アメリカさんの好みは、サッパリ分かんない。
なんで、こんなゴリラが人気があるのか?
ただ、メカニコングは、とっても可愛い。
キングコングをロボットにしただけなのに、こんなに可愛くなるなんてビックリだ。

この、2大怪獣は、最終的に東京に場所を移して死闘を繰り広げる。
東京タワーに、登って大激突!
東京タワーって、結構頑丈なのね。
この2大怪獣、合わせて"2万5千トン"あるんだけど、ビクともしなかった。
(100人乗っても大丈夫!)

そして、もう一つ驚いたのが、東京タワーがキングコングの20倍ぐらいあって。サイズ間違ってないか?と疑問に思ってたんだけど・・・。
調べたら、キングコングは、20メートル。
東京タワーは、333メートル。
約16.7倍!

おぉ~、ちゃんとサイズ考えて作られている!
変なところに、大感動しちゃいましたとさ。

ちゃんちゃん。
ピッコロ

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