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手錠のまゝの脱獄のUSKのレビュー・感想・評価

手錠のまゝの脱獄(1958年製作の映画)
4.2
題名とジャケからしたら手錠された二人が刑務所から必死に脱獄する話しだと思いますが、本作のストーリーは囚人を乗せた車が横転し、手錠で繋がれた囚人(主人公)二人が脱走するというモノでした。

脱獄映画といえば男と男の友情みたいなところがありますが、本作は黒人と白人をユーモアで手錠で繋ぐ等、人種差別問題を扱っているため、複雑な気持ちになる異色な脱獄映画でした。
ただラストが本当良かった。「えっ?」ってなる人も多分いると思うけど個人的には最高の終わり方でした。

エンディングの終わりにこの邦題が出るんだけど「手錠のままの地獄」になってますね。
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