かるもの

羊たちの沈黙のかるもののレビュー・感想・評価

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
3.5
後の多くの創作物に影響を与えた強烈なキャラクター、ハンニバル・レクターとはどういった人物なのか。
理智と狂気の怪物ってカンジなんですね。
想像以上に自分の手でガッツリ殺る人だということにちょっとビックリしました。
連続殺人事件を追うという事と主人公の内面問題の解決という事、二つの別種の事柄がレクターとの対話によって繋って理解できるというのが面白かったです。
ラストはスッキリしたようなモヤモヤしたような、不思議な感覚を味わえました。
ただ、正直個人的にはレクター以外のキャラクターの魅力が刺さらなかったので、終盤の展開にノり切れなかったのが残念です。
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