Charlie

羊たちの沈黙のCharlieのネタバレレビュー・内容・結末

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

なんと、製作年度から33年経ってようやく観ました。
子供の頃に家族がテレビで観ていた時は怖くて観られなかったのですが、なぜか大人になってから「ハンニバル」を先に観てしまい、なんとなく本作を観ないまま時が過ぎました。
こんなに時間が経った後に観ると、「なんで1人で行動するかな」とあり得ない設定にイライラしてしまい、そっちが気になってハラハラが薄まってしまいました。

レクターの行動は恐らく33年前に観ていたら衝撃だったかもしれませんが、個人的にホラーが苦手で避けているとはいえ、これまでに猟奇的な作品はポロポロ目にしてきたので大して恐ろしくもなく、むしろ「ハンニバル」の脳みそを焼いて食べているシーンのほうがトラウマでした。

あの状況(犯人は暗視ゴーグルを付けている)でクラリスが死なないのはさすがにご都合主義的ですよ。普通ならクラリスが殺されて皮を剥がれているに違いない。

この作品はアンソニー・ホプキンスが合計20分以下の出演にもかかわらずアカデミー主演男優賞を獲ったことでも有名ですから、アンソニー・ホプキンス入門的に観ておくのは悪くないかもしれません。
Charlie

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