Charlie

ウォンカとチョコレート工場のはじまりのCharlieのレビュー・感想・評価

3.2
「お母さんと私」がテーマ?
でも、あまり感動的ではないですね…。
ウォンカがチョコレート工場を作るまでの物語と割り切って観るしかないのかもしれませんが、世界的にウンパルンパのキャラクターが既に浸透して人気なので、彼を出すだけで「チョコレート工場」の作品になるという利点があるからか、物語の作り込みが浅い気がしました。

映像は文句なしです。背景のアートはとても美しい。街の様子、ウォンカ(ティモシー)の歌とチョコレートと風船のシーンは夢のよう。ヨーロッパ色の強い作りです。

ただ、映画が始まっていきなり、ディズニーでもここまでじゃないぐらいのミュージカル色全開で、全体を通して歌ったり踊ったりが多いので、ミュージカルが苦手な人には向きません。

キャストが豪華ですが、個人的には「ダウントンアビー」の執事カーソンが出てきたのがツボでした。ヒューはウンパルンパを演じるのが嫌だったろうけど、こういう惚けた感じのキャラはハマり役です。
Charlie

Charlie