ふぐ子

羊たちの沈黙のふぐ子のネタバレレビュー・内容・結末

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

「子羊は悲鳴をあげなくなったかな?」

2025年、22作品目「羊たちの沈黙」です。
1991年公開。
監督はジョナサン・デミ。
脚本はテッド・タリー。

■あらすじ
FBIの訓練生・クラリスは、女性を誘拐して皮を剥ぐ連続殺人鬼の捜査に加わることに。
彼女の任務は獄中の天才精神科医・レクター博士の協力を得ることだった。
クラリスは自分の過去を語ることと引き換えに、レクターから事件の手掛かりを聞き出すが…。(Filmarksより引用)

■感想
あまりサイコスリラー映画は観ないのですが、サイコスリラーの傑作と言われる「羊たちの沈黙」がアマプラで今月末までが見放題だったので鑑賞。
ポスターが非常に印象的ですよね。
「ハンニバル」もよく名前を聞きますが、あれは元精神科医の連続殺人鬼ハンニバル・レクターの名前から来ているんですね。
知らなかった。
タイトルの「羊たちの沈黙」は、主人公クラリスのトラウマからきているんですね。

ポスターに映っている蛾のドクロ模様は、本当の蛾の模様ではないそうです。サルバドール・ダリの作品で、女性の裸体を用いた人体トリックアートを蛾の背中にコラージュしたものだそう。
気になる人はぜひ調べてみてください。

ハンニバル・レクターにはモデルがいて、連続殺人鬼ジェフリー・ダーマーがモデルになっています。
逮捕までに、17人の20代男性を殺害したそう。恐ろしい。
その手口は非常に残忍です。狂っている。
モデルに相応しいといっても過言ではないです。
16回の終身刑、合計で懲役1070年の判決を受けたそうです。
1070年て・・・。

レクター博士は、118分の上映時間のうち出演時間は25分に満たないそうです。インパクトすごすぎる。

同性愛や女性への抑圧も多くみられます。
公開当時も問題になったみたいなので、今だともっと問題になりそう。
劇中の中では、そういったことが犯罪を犯す理由にはならない、というようなことを言ってるんですけどね。

最後の15分は本当にドキドキしました。
「ハンニバル」も観てみようと思います。
ふぐ子

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