ふうこ

羊たちの沈黙のふうこのネタバレレビュー・内容・結末

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

凄いものを観た!!!

終始息を詰めて、ドキドキしながら観ていました。この良い緊張感と静かな興奮は、初めて『サイコ』を観た時以来。鑑賞後は、どっと疲れました。

とにかく、アンソニーホプキンスの怪演が光ります。レクター博士の登場シーンは、まるで画面から博士が出てきて私も喰べられてしまうんじゃないかというくらい怯えました(笑)恐ろしい程狂っているのは重々承知ですが、何故か品や色気すら感じてしまう…。あの圧倒的な狂気には脱帽です。勿論、ジョディーフォスターの強気で知的な美しさも素晴らしかったです。
ふたりの賢い掛け合いに、知的好奇心がむくむく!付いていけなくなって、何度か巻き戻し再生たけれど(笑)

名作と言われる所以を痛感しました。
怖いものが苦手で、いつか観ようと思いつつ何年も二の足を踏んでいましたが、観て本当に良かった!!!
鑑賞のきっかけになってくれた友人にも感謝です♪

ゾッとするラストシーンも、個人的にはとても好みでした。言い知れぬ「これはまだほんの序章…」「悪は気づかぬだけであなたの周りにも…」感は名作『オーメン』のラストを彷彿。
あぁ、、ゾッとする!!!(褒め言葉)

続編にもいつか挑戦したいなぁ。
きっとまた長いこと二の足を踏んでしまうだろうけど。笑


追記:バッファロービルの飼う白プードルちゃんが不憫で不憫で胸が痛かった、、、我が家に引き取りたい、、、
ふうこ

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