どうしてそんな生き方しか出来ないんだ。そんな青年を見つめる映画。
ダルデンヌ兄弟、今回はそう来ましたか。
専門的なことは分かりませんが、この人たちの演出すごいです。
空の乳母車を押す姿、パンクしたスクーターを押す姿をひたすら映すシーンが印象的。そういう画を丹念に重ねて行くんですよね。
先週観たダルデンヌ兄弟の2作品も貧しい人びとが描かれていたけれど、今回は社会の最下層、社会から半分はみ出している人びとを描いています。
ダルデンヌ兄弟、一気に全作品観てしまいたい気持ちを抑え、週末に1本ずつ観ることにしています。