daiyuuki

逆転裁判のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

逆転裁判(2011年製作の映画)
4.0
20XX年、凶悪犯罪の増加に対応して、政府は新たな司法システム“序審裁判”を導入した。序審裁判とは、弁護士と検事の直接対決で、わずか3日で判決を下す制度である。ある日、新米弁護士・成歩堂龍一(成宮寛貴)の良き理解者であり優秀な上司・綾里千尋(檀れい)が、長年追いかけていた事件に関する新たな証拠を見つけたというメッセージを残し、事務所で何者かに殺害される。逮捕されたのは千尋の妹で、霊媒師の卵・綾里真宵(桐谷美玲)。成歩堂は真宵の無実を信じ、弁護を引き受ける。対するは,冷徹な天才検事と評判の幼なじみの御剣怜侍(斎藤工)。二人は多くの証言、証拠をもとに激しい法廷バトルを繰り広げるが、その裁判の後、御剣が殺人容疑で逮捕される。成歩堂は自ら御剣の弁護を名乗り出る。御剣を起訴したのは彼の師匠である40年間無敗を誇る伝説の検事・狩魔豪(石橋凌)。審理を重ねていくうちに、15年前、御剣の父・御剣信弁護士が裁判所の証拠品倉庫で射殺された“DL6号事件”という事件が深く関係していることが浮き彫りになっていく……。
大ヒット法廷ゲームを映画化。
膨大な内容から、御剣検事の父親が殺害された「DL6号事件」を中心に描かれる。成歩堂弁護士の先輩弁護士千尋が殺害された事件と湖畔で弁護士が殺害された事件とDL6号事件が次第に繋がり真相が明らかになる法廷バトルは、ゲームそのままのスリリングな知能戦は、ゲームの世界観やキャラクターを作り込んだ成宮寛貴や斉藤工や石橋凌などの演技派俳優の熱演やセットに加え脚本の緻密な構成もある。成歩堂弁護士と御剣検事の立場を越えたライバル関係と友情も、良いアクセントになっている。
daiyuuki

daiyuuki