ジョーカー

ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版のジョーカーのレビュー・感想・評価

3.8
名作を改めて鑑賞。
やっぱり大好きだ、シチリアの小さな島に住む少年トトと映写技師のアルフレードの関係性がとにかく暖かくほっこりする。
"映画"というものが住人たちの娯楽であり退屈な毎日に夢を与えてくれる憩いの場にもなっていた。その環境そのものが自分には理想すぎるしみんなが映画を楽しむなんて最高だなぁと。
しかし、映画のように人生はうまく行かないこともあるし儚い。
ビデオができたり新シネマパラダイスが壊されて、通ってた人たちは涙を流し若者たちは壊されるのを見て興奮する。この対比がどこか切なかった。
トトもエレナとの恋が描かれていたり、悲恋だったけどキスシーンはどれも印象的でした。
また、ラストシーンは涙が自然と出てくる。
映画はフィクション、ただの作り物かもしれないけど映画の作り出す夢やロマンは見た人に永遠に残るものだしだからこそ自分はそんな映画が今までもこれからも大好きです。
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