ShimaD

クローバーフィールド/HAKAISHAのShimaDのレビュー・感想・評価

4.8
続編公開も近いということで十数回目の観賞。ブレアウィッチで確立されたモキュメンタリー&POV作品のひとつ。ちなみにブレアウィッチはまだ観たことない(;´A`)コワイ

このジャンルの強みは予算を抑えつつ臨場感のある映像に見せられることで、ゾンビものやホラーで流行っていますが、本作はかなりお金かけてますよね。制作費約27億円ですってよ。

その殆どが巨大怪獣と破壊される街でしょうね。伝説的な破壊描写の“自由の女神の生首”ですが、初めて観たときの興奮といったら…(*゚∀゚)=3ムハッ

ご多分に漏れずこのジャンルお決まりのパーティーからの始まり。なんなんでしょうね、リア充爆発しろの精神?w
お決まりと言えば、こういうパニックムービーって同調圧力も働いて単独行動しようとすると「お前ひとりで助かる気だな!裏切り者ー!」とかになって、パニック下で本当に恐ろしいのは人間だった…(゚A゚;)ゴクリ みたいな話しになるけどコレは逆。

いきなりひとりで突っ走ってく男!おい!お前だよロブ!団体行動!だーんーたーいーこーうーどーうー!!
そんなロブを追いかけて撮影する友だちハッドがこのPOVの立役者とも言えるんですが、ボンクラ極まっててかわいいんですよね。

「おい!ロブ!」「待ってくれロブ!おいていくなよ!」「ロォーブ!ハァハァ…!ロォォォォブ!」ってどんなに走らされても追いかけて撮り続ける…。よく調教されてます。
ちなみにこのハッド役のT・J・ミラーは『デッドプール』で主人公ウェイドの親友ウィーゼルを演じてます。「やったぜロォォォブ!!ヽ(*`Д´)ノ」
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