評価されるだけの作品ではある。ただ、長くてツラいという思いは俄然としてある。
ポルポトとかあの辺の時期のカンボジアでの戦争等々のお話。最終的には記者2人のブロマンスものでしめてはいるんだけど、ちょっと冗長……というか、なんていうだろう。もうちょっとサービスしてくれても良かったのかなぁという思いに駆られるのはわたしが見やすい映画ばかり見ているせいでしょう。
急に爆弾が至近距離で爆発したり、緊張感にあふれていて。そんな光景を見つめる記者が主人公なので、作品を通しての勝者とかがいるわけじゃない。ただその悲惨な殺戮現場を見つめるだけ。
その行為にはとても価値があるけれど、作品としての楽しさには欠けると思うところも。
でも映画館でちゃんと見たら感動するし、心が震えるんだろうなぁとは思う。