油田火災の消火のために、わずかな衝撃で爆発してしまうニトロをトラックで運ぶという危険な仕事を引き受けた4人の男達。
1953年の作品なのでモノクロなんだけれど、泥(油?)臭い雰囲気は充分伝わってきます。
最初は大口を叩いていたものの、実際に出発してみたら怯えてしまって後ろ向き発言ばかりしているジョーと、緊張のあまり性格歪んじゃった?マリオとのやり取りが、かなり不快。
ニトロを積んだトラックでデコボコ道を走るシーンでは、あまりの緊張感で、見てるだけなのに息苦しくなりました。
この先ネタバレしてます。
ラストのジグザグ走行…あまりのあっけなさに唖然!
テンション上がっちゃった気持ちはよくわかるけれど、あまりにも愚か過ぎて…。
張り詰めていた気持ちが一気に萎えて、ため息しか出ません。