むつき

メッセンジャーのむつきのレビュー・感想・評価

メッセンジャー(1999年製作の映画)
5.0
痛快で爽快

「私をスキーに連れていって」のホイチョイプロダクション制作の1999年作品。
今回WOWOWで放送されたので久しぶりに視聴。

うん。
やっぱり面白い!!
バブルを引きずる女、尚美(飯島直子)と熱血でぶっきらぼうな自転車便の代表、鈴木(草彅剛)が繰り広げるラブコメ。
最初嫌な女にしか思えなかった尚美が、一文無しになって自転車便を始めてから、だんだん可愛くなっていく過程がいい。
草彅剛は当時20代前半。カッコ良さを兼ね備えた2枚目役。
最終的にはバイク便のセルートと自転車便の鈴木らが対決する訳だけど、実在するバイク便のセルートさんが
悪役を演じているのがまたニクい。
公道を自転車で走れない現在では成立しない話ではあるけど、とにかくストーリー展開が痛快。
見た後にここまでスカッとする映画は私の中では間違いなくNo.1
ラストのお2人の「寸止め」カットからの全員揃っての久保田利伸の主題歌に乗せてのラップが最高に楽しくて秀逸。
今日もやっぱり痛快で爽快!
楽勝!
良い映画は何年経っても色褪せない。
むつき

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