このレビューはネタバレを含みます
原作最終話に登場したキャラクターの元ネタが茜雫ということでファン的に重要度が増した作品。
全体的なストーリーや作画、演出などは正直アレだが、茜雫のキャラデザ・設定はとても良く、「記憶」というテーマが正史足り得ない劇場版という位置付けにメタに掛かっているところまで含めて切なく、よく出来ている。
舞台も、原作の空座町っぽくはない、ショッピングモールやデカい橋、観覧車を中心とした街並みになっていて一貫している。
あと、うじゃうじゃいるブランク(欠魂)のデザインも好き。久保帯人からは出てこない感じが。
日番谷の出番が多く、すでに圧倒的な人気を誇っていたことを感じさせる。劇場版第2作ではメインを張るし。
剣八の肩に乗るやちるのピンク髪がアニメでカラーだと映えるなぁと思った。
安田大サーカスとかAqua Timez「千の夜を越えて」とか時代を感じる……