Tai

ニューイヤーズ・イブのTaiのレビュー・感想・評価

ニューイヤーズ・イブ(2011年製作の映画)
3.8
これがニューヨーカーの大晦日…?

全然、年末どころか新年度を迎えたばかりのタイミングですが、何か幸せな気持ちになれそうな作品が観たくて鑑賞!
結果、正解‼︎

12月31日。1年の最後を飾るその日、ニューヨークで新年を迎える男女それぞれのオムニバス・ストーリーです( ´∀`)b
『プリティ・ウーマン』のゲイリー・マーシャル監督作ということで、予告編からハッピー感全開なんですよね!

カウントダウンイベントに四苦八苦する副会長。大晦日コンサートを控えたミュージシャンとその元カノ。今にも陣痛が来そうな大きなお腹の妊婦と夫×2。エレベーターに閉じ込められてしまった男女。この年末イベントで気になるクラスの男子と一気に距離を縮めたい女子と、出かけることを引き止めたいお母さん。1年前のこの日に出会った女性との再会を夢見る男。
それぞれの思惑が新年を目前にしたニューヨークという街を舞台に飛び交います。

1年の最後の日というのがまた絶妙な日ですよね!
今年最後とやり残したことに焦りを感じたり、やり残したことをやり遂げようと奮起したり、新年を迎えることで素敵な出来事が起きてほしいと期待に胸を膨らませたり…
そんな中で色んな人達の角度からこの1日を観るというのが面白かったです(о´∀`о)

そして、登場人物たちがそれぞれ気になっちゃいました!
オムニバス系って、それぞれの話が上手いこと噛み合っていないと、ショートストーリーを交互に観ただけみたいになって、すごく薄味な印象しか残らないことが多々あるのですが、本作は各パートの展開が気になった上で話が次へ次へと進んでいくので、かなりテンポが良かったと思います。◎

今日もお仕事できずに、外出も自粛でエレベーターに閉じ込められた人みたいになってますが笑
今年の暮れを迎えた時に「今年は大変だったね〜」と気軽に言える生活に戻っていて欲しいものですね!
Tai

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