暮居

チキ・チキ・バン・バンの暮居のレビュー・感想・評価

チキ・チキ・バン・バン(1968年製作の映画)
3.3
レンタルDVDでチャプター21~23あたりが傷飛びで見られなかったため、書くかどうか迷ったが見た記録として書く。途中が抜けているのでお話の感想にはあまり触れないでおく。

男爵の国のパートのデザインが秀逸。19世紀の挿絵本から抜け出してきたような建物や服飾、キャラクターデザインが今見ても凄くかわいくてお洒落だ。子供狩り男とか鼻の特殊メイクを除いたとしても二次元っぷりが凄い。
お菓子工場や紫の舞踏会の群舞もウットリしてしまう。シンプルな仕事着とカラフルなお菓子の対比、桐や藤の花をいっぱいに集めて揺らしたようなドレスたち!

子供がやたら車の前に飛び出してくるのが気になった。諌めようとするヒロインに父親が子供は飛び出すものだとうそぶいて交通教育的なことを全くしようとしないのが時代なのかこういう人物だからなのか判断つかない、確かに子供は飛び出すものだが、このあたりのやり取りを見てるとヒロインと結婚したとて長続きするんだろうかと心配になる……。
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