ふわふわ

ファミリー・ツリーのふわふわのレビュー・感想・評価

ファミリー・ツリー(2011年製作の映画)
3.1
ハワイが舞台のお話し。

妻がボートで事故に遭い、昏睡状態となり”尊厳死”を迎える事となる…

ハワイの自然の風景が映し出され、ハワイアンミュージックと共に進むストーリー。
ハワイって気候がメチャメチャ良い。
日差しは強くてもサラッとしてて心地が良く、風がさわやかなんだ。(単なる思い出)

奥さんの事故をきっかけに娘2人と奥さんに向き合うジョージ・クルーニー。

夫側の描写で進むのでいや奥さんが悪いのはわかるけど、そこに至る夫婦関係にも問題はなかったのか?ってちょっとモヤモヤしました。
なんとなく、奥さんが悪いから”尊厳死”もしょうがないよねーって感じでうまくまとまってなんか嫌だった。(まあ、本人が書面に残してたんだけど)
相手の奥さんに同情。
娘の彼氏がいい味出してた。

娘が幼児の時に手術をする事があった。
死ぬ病気では無いが、病室で私は不安だったのが顔に出ていたんだろう。
娘と病室で別れる際に娘は空気を察して今にも泣き出しそうな笑顔をみせて手を振っていた。
この映画に出てくる妹は当時の娘の年齢よりもだいぶ上にみえるのに、母親の状況を分かってないように描写されててそこもちょっと不思議だった。

夫視点で描かれているので、私がなんとなくモヤモヤしちゃうだけなのかも。
夫からしたら、最悪な状況。
仕事や家族の問題を頑張って解決しようと奔走する姿には同情した。
ジョージ・クルーニがこの映画を引っ張っていた。

ハワイの風景を眺めながら観るから素敵に見えるけど、心に残る感じの映画では無かったのは残念でした。
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