マシュー・ヴォーンの初監督作品。
主演は、ジェームズ・ボンドに抜擢される前のダニエル・クレイグです。
悪の匂いのするダニエル・クレイグは007には似合わないね〜
という意見あった頃のダニエル・クレイグが、今作では、かっこよく賢くクールに暴れ回ってます。
裏社会の階層(レイヤー)のなかでしぶとく生きる主人公が、狡猾な裏切りと複雑な陰謀に巻き込まれるストーリー。
スリリングな展開と、洗練された映像表現、個性的キャラクター達、見応えのありました。
ガイ・リッチー風の二転三転する展開が気持ち良いと感じてました。
それもそのはず、制作に携わっていたマシュー・ヴォーンが代打で監督したと後で知りました。
「企画当初はガイ・リッチーが監督する予定であったが、同氏が降板したため急遽マシュー・ヴォーンが監督することとなった。以後、マシュー・ヴォーンはガイ・リッチーと仕事をしていない(Wikipediaより)」