何一つ上手くいかないちょっと残念なダニエル・クレイグが見られる。
この世界はケーキみたいにレイヤーでできている。そう聞いてミルクレープみたいなのを思い浮かべたけど、本当は、中身は全部カチカチのスポンジで表面だけ甘〜いクリームでコーティングされたケーキという可能性もある。
自分は表面の甘〜いクリームなのか、はたまた足元支えるスポンジなのか。
軽快なノリで進む割にはコンセプチュアルな作品ってあるよね、とても好み。
これだけ登場人物がいて主人公の名前が最後まで明かされない映画というのも珍しいかも。
地味に、あれ?どっかで出てこなかったか?と見直してしまったもの。
イギリスにもマフィアっているんだーとか思いながら。
お目当てベン・ウィショーは馬鹿そうな役が似合う。
若き日のトムハ、色気が溢れすぎている!