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白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々のmorimotoseiichiのレビュー・感想・評価

3.8
第二次世界大戦中、ドイツ国内で非暴力主義の反ナチス運動を行った白いバラ(Die Weiße Rose)の主要メンバー、ゾフィー・ショルらが逮捕されてから処刑されるまでの4日間を描いた実話に基づく映画。

憲法や法律が時の為政者によって骨抜きにされ、大衆自身の手によって人びとの自由が奪われていくというのは、現在の日本や香港にも通じるところがあり、いまこそ多くの人に観てもらい、自分自身、友人、友人ではない人たち、どちらでもないまわりの人たち、あるいは自分の国やほかの国のことについて考えてもらいたい映画のひとつ。

2019年8月30日に鑑賞。