伊達巻

アニー・ホールの伊達巻のレビュー・感想・評価

アニー・ホール(1977年製作の映画)
5.0
「死に関する本はぜんぶあなたのよ」
楽しいことも悲しいことも、この映画からほんとにたくさん学んだんだなぁと、もう何回も観てるけれど、何年ぶりかにみかえしてみてしみじみ。大切な映画だ。恋はいつだって美しい。例えそれが一瞬の勘違いだとしても…。最後の卵の話などあんましっくりきてないところもあるけど、なんというかそういうほつれが楽しいのもウディ映画の魅力だと思っている。映画の中の彼は彼で、とても人生に結論なんか出せてやしないしな。去りゆく彼女はきっと振り向いてやくれなかっただろう。それもしかたない。数冊ばかり良さげな本でも買って帰ろう。
伊達巻

伊達巻