MK

いまを生きるのMKのレビュー・感想・評価

いまを生きる(1989年製作の映画)
4.0
とても良かった…
青春の素晴らしさ、そんなものを犯そうとする家父長制とか権威主義とか。
青春を自由のままに解き放つことがないことは洋の東西は関係なく大人たちの都合でしかないことと、青春のエネルギーは制御不能でとても繊細だということを思い知らされた。

卓越した教師の言葉、紡がれた友情。
ここにはそれはかけがえのない関係が幾重にも結ばれたのに思いの外淡白で切なすぎる。

でもこの作品を目印にしたいくつもの素晴らしい作品を見てきていたということがよく分かった。大人たちが青春は儚くも素晴らしいことを伝え続けてくれていることに、一人でも多くの若者に気づいてほしい。
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