おいも

いまを生きるのおいものネタバレレビュー・内容・結末

いまを生きる(1989年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ニールが自死するという結果は、
学校教育において、
教師(現実的か理想的か)、保護者、子どもの教育に対する思いのベクトルが錯綜することによって起きた悲劇だ。

「教育は、大人のエゴになる危険性を秘めている」と耳にすることもある。

あながち間違っていないだろう。

ルソーは、著書「エミール」にて、
子どもの人格や自由を尊重し、子どもの自然な成長を促すことが教育の根本であると主張した。

子どもの
「やってみたい」「できるかもしれない」
という気持ちを引き出し、尊重することこそ、教育の本来あるべき姿だと考える。

しかし、

そんな考えを持つ私も、エゴイストなのかもしれない。

と思ったり、

思わなかったりするのである。
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