ゴニョ

いまを生きるのゴニョのネタバレレビュー・内容・結末

いまを生きる(1989年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

最後にかけてグワっと面白くなっていった!
ラストは泣けた🥲余韻が残る映画。
一部の生徒たちが机の上に立つという行動を示したことで、キーティング先生の心がどれだけ晴れたか。あれは先生の今後の生きる糧や支柱に絶対になったなと思った。

ニールの気持ちが分かりすぎて辛かった。
私も中学高校のときに似たような経験があるから。
父親にトドメの言葉を言われたときのニールの表情で展開が読めた。
一種の諦めや悟り、虚無のような。それでいて清々しさや開放感も感じられる表情だった。
残されたニールの両親は自分たちが原因だと微塵も思っていなそうで鳥肌。
泣いて喚いてたけども、、、そりゃそうでしょって。
あなたたちの大事な大事な息子は、あれが当然の結末ですよ、としか思えなかった。
生きていたとしても、支配されて抑圧されて育てられた経験は、後遺症として確実に残りの人生を蝕んでいく。

ちなみに、演技にハマったり、ポエムを読んだりってあれくらいの陽キャ寄りの年頃の男の子だと敬遠するイメージだったけど、お国柄の違いかな🇺🇸
それほどキーティング先生の影響が大きかったとも見える。
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