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レナードの朝のmarutabatsuoのレビュー・感想・評価

レナードの朝(1990年製作の映画)
4.3
わずかな時間かもしれないけれど確かに暗闇から抜け出した朝だった。素晴らしい朝
原因不明の病で一切の反応を示さないまま30年。そこに現れた新任の医師が新薬を投与したことから目を覚ますことに……

デニーロの不随意の繰り返し動作の本物感、彼女と過ごす時間の喜びとその後の悲しみ。
何よりロビン・ウィリアムズの目の奥に宿る優しさ。この人がいないのが改めて悲しい。素晴らしい俳優だった

どこまで実際の話なんだろうか。なぜ一時的に回復し、その後ああなってしまったのか。ドキュメンタリーバージョンも見たい

新文芸坐にて