不死鳥の川

レナードの朝の不死鳥の川のレビュー・感想・評価

レナードの朝(1990年製作の映画)
4.0
原因不明の病気で30年間昏睡だった患者と新米医師との感動的な交流を描いた実話ベースのヒューマン・ドラマ映画。

2020年305本目。3年ぶり2度目の鑑賞。

1回目よりも深いところでこの作品を感じることができた気がします。ロバート・デ・ニーロの圧巻の演技は本当にどこからヒントを得て作り上げたものなのか気になるくらいの完成度だし、レナード、セイヤー、2人の気持ちで一連の出来事を捉えると感動が押し寄せて来ます。

患者に対し真摯に向き合い誠心誠意を尽くす医者の鑑とも言えるセイヤーの姿勢、レナードの目覚めた時の行動、そしてまた昏睡状態に戻ってしまう前後の気持ちの変化、考えせられることが多いです。レナードの恋人とのラストダンスや、セイヤーとポーラの恋愛など感動的な場面も多くて、とてもいい映画でした。
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