rage30

10日間で男を上手にフル方法のrage30のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

男に振られたい女と、女を落としたい男の話。

「絶対に男に振られたい女」vs「絶対に女を落としたい男」という設定からして無理があるのだけど、そこはまぁラブコメということで御愛嬌。

本作の見所となるのは、ヒロインの嫌がらせを受け続ける、マシュー・マコノヒーの姿でしょう。
とにかくまぁ、マコノヒーが酷い目に遭い続けるのでシンプルに笑えましたし、「彼女にこんな事されたら嫌だ!」と男性として共感する部分もありました。

ただ、これ見方を変えると、マコノヒーが何か試練を受けてる…彼女に試されてる様にも見えるし、どんな嫌がらせにも耐えるマコノヒーがどんどんカッコ良く見えてくるんですよね。
結局のところ、女性のどんな行動でも受け入れる、寛容な男こそが一番モテる男なのかもしれません。

ラブコメのイメージは薄いマコノヒーでしたが、やっぱりイケメンはイケメンだな~と思ったし、ヒロインを演じる、ケイト・ハドソンも良かったです。
彼女の役は嫌われてもおかしくない…というか、普通に酷い事をやっているわけだけど、そこは持ち前の愛嬌でカバーしてる感じ。
ドリュー・バリモアにも似た、あの爛漫な笑顔を見せられると、なんか許しちゃうんですよね。

ラブコメはラブコメでもコメ要素が大きくて、男性でも楽しめる作品になっていますし、女性からしたら男性へのNGな行動を学ぶ事も出来るでしょう。
「とにかく笑えるラブコメを見たい!」って時には、オススメの作品です。
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