そるとり

ロスト・イン・トランスレーションのそるとりのレビュー・感想・評価

4.0
それぞれがどこか寂しさを感じながら生きている二人。
異国の地で感じる孤独。帰ってもきっと別の孤独が待ち受ける。
もう会うことはなくても、ひとときの間は繋がることができた。
東京の賑やかな閉塞感、希薄な人間関係がストーリーを引き立てていて良い。
ソフィアコッポラはなんとなく画面がオシャレな映画の人というイメージだったけど、内容もすごく好みだった。
「君は絶望的じゃない」というセリフが心に残る。