フジタジュンコ

グロテスクのフジタジュンコのレビュー・感想・評価

グロテスク(2008年製作の映画)
3.6
タイトル通り、グロ&グロ&エロ、最後はコント。

人体破壊シーンはそのものを映すわけではないのでそれほどグロくはないですが(この手の作品で腸が出てくるたびソーセージみたいで美味しそうと思っちゃうのやめたい…)、切断好きとしてはなかなか見ごたえのある拷問ぶりでした。工藤さん、じゃなくて大迫茂生さん演ずる謎の医者の空洞のような真っ黒な目と棒読みが非常に不気味で、ちょっとの希望が与えられていた治療シーンもあからさまに「俺、この戦争が終わったら結婚するんだ」でしかなく、いやーこのあたりは非常に悪趣味だなあとニンマリしてしまいました。

レンタル版で視聴しましたが、セル版はオチがもう一段落ある模様です。セル版も機会があれば見てみたい。