やや

バーレスクのややのネタバレレビュー・内容・結末

バーレスク(2010年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

女性はやっぱり美しい。
衣装もきわどく、セクシーなんだけど、それよりも力強さと美しさが全面に出ていて変ないやらしさは感じなかった。好きです。
歌もダンスも顔や身体の美しさも、その身一つで芸術になるって素晴らしい。
私はどうして、くたびれたパジャマでお菓子をつまみながらだらしなくソファに寝転がりこんなに美しい女性たちを観ているんだ…少しは頑張れよ。少しは。

普段のアリは可愛らしく、歌声は力強くてすごくカッコよくて、別人のようなギャップにうっとり。
メイクやウィッグで雰囲気も変幻自在で…アリ目当てでバーレスクが盛り上がるのも当然と思える説得力がすごい。私も見に行きたい。

ジャックは良いヤツすぎて苦労することもあるんだろうな。笑
アリとジャックのすれ違いの様子が歌詞とリンクしつつ歌と同時に映るシーンも良かった。
ストーリー自体がメインではない作品(だと思っている)だから、歌を聴きながらストーリーも進んでいる…くらいがちょうど良い、と思った。

テスはカッコよくて強くて完璧なオーナーのようでいて、好きな場所がなくなりかけてもどうしても手放せない、裏では感情的に怒鳴ったり泣いたりもする。
(こう言ったら怒る人もいるだろうけど)私は、女性にありがちな『理屈じゃなく感情優位で動く』面倒くさいところは可愛らしくも思っているので、テスはこの作品の中でいちばん女性らしい女性だったと思う。
同じ理由で、ニッキも嫌いじゃない。

またあの圧倒的な歌唱力に浸りながらステージパフォーマンスを観たいな。
やや

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