2003年、アーロン・ラルストン（ジェームズ・フランコ）は妹からの電話に折り返さず、ユタ州キャニオンランズ国立公園に出かける。一人でキャニオニングを楽しんでいたが、突然、岩と共に滑落して右手が岩と岩壁の間に挟まれて動けなくなってしまう。やがて水と食糧が尽き幻覚を見るようになったアーロンは、脱出のために右腕を切り落とそうとする。
ダニー・ボイル監督によるドキュメンタリーのようなサバイバル映画。
映像が強烈で、嫌でも記憶に残ってしまう。そのへんはやっぱりダニー・ボイル。
そしてジェームズ・フランコの演技がすごい！
“迫真”とはこのことだ。
出かけるときはちゃんと“誰とどこに”は分かるようにね！っていうのも大事な教訓だけど、普通に生きていることの幸せと命の貴重さを見せつけられた気がする。
そして、人間の生命力に驚かされるが、果たして自分にあれができるのかと言われるとまったくムリっぽい。
ただ、あらゆる逆境にも立ち向かう勇気は持ちたいものだ。
