このレビューはネタバレを含みます
「男同士インターコースさせときゃええんやろ」じゃなくて、ちゃんと話が、映画の中の映画と、現実のリンクが面白かった。
特に、イグナシオが死んでるってわかってから、疑心暗鬼サスペンス要素もあって、本物のイグナシオの痛々しさとかもハオ 綺麗だった
映画のセットが崩れたり(このシーンでフアンが泣いてるの切なかったな……可哀想だった)、最後、フアンとエンリケを隔てる壁が字幕の美術の一部になったり、メタメタなところがよかった 最後のクソデカパッションの持ち主は、エンリケから亡きイグナシオへの欲動なのか、それとも?!(という余白が良かったですね、独特の読後感)
少年のシーン、ほんとに美しかったな……