このレビューはネタバレを含みます
「昔の骨太でスタンダードなB級アクション映画」に愛を伝えるために、自らの得意とするコメディーのカラーで全く違うものを作って、献上したような作品です。
何でしょうか。。昔の作品より自分の作品の方が優れてるんだ！という意思が全く感じられないのです。
前半は、この監督ならではのユーモアとウィットに富んだ会話、独特なテンポが素晴らしい。
後半は、武装してアクションスターに大変身！
小さな村でそこらの町人たちと戦うというのが斬新だった。
村の模型の中でウルトラマンのように戦うシーンは、結構好きです。
全体では、やはり選曲のセンスが素晴らしかった。
「手を加えている」のではなく、「全く別のものになっている」という意味では、クラシックでいうところの、変奏曲のような感じでしょうか♪
