その昔、日本公開希望の署名活動に参加したにも関わらず、当時は色々あって見損ねてしまっていた。その後ブルーレイで観たものの、まさか12年の時を経て映画館で観れるチャンスが来るとは。
改めて観ると、前半のミステリーパートで溜めに溜めたものを一気に爆発させる怒涛の後半がやっぱり最高に気持ちいい。それもただアクションがいいってだけじゃなくて、アクション映画オタク・ダニー（と俺）の願望が次々と叶っていく展開であるのも嬉しい所。犯人の動機も物凄く単純な所がむしろリアルだし、ロミオとジュリエットの劇中劇は今見ても本当にひでぇ。あれはバズ・ラーマン監督激怒待ったなし。
あとキャストもカメオの2人含めて有名どころがいっぱいだけど、「女王陛下のお気に入り」でアカデミー賞受賞したオリヴィア・コールマン（サンドフォード警察の婦警）と、「ジョジョ・ラビット」でゲシュタポやってたスティーブン・マーチャント（白鳥の捜索依頼を出した人）は今回初めて気が付いた。
