ねぎおSTOPWAR

狼の死刑宣告のねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

狼の死刑宣告(2007年製作の映画)
4.0
「狼たちの午後」観てふと気がついたら狼がたくさん溜まっていたので・・
狼シリーズ‼️②
原題どこにも狼ないですが・・笑

ホラー映画は監督の登竜門なのか、才能溢れるジェームズ・ワンがホラーを作っただけなのか?

撮影アイデアが素晴らしいです。
まず、大駐車場のフロアを外からまたぐワンカット映像は面白い‼️
さらに細かく言うと、撃たれた惨状の俯瞰回転下降ショットにムーディーな音楽。(不謹慎なんですが・・)病院で目を覚ますところはブレて撮影したものにスローをかけてノーマルスピードの音声とちょっと不穏なSEを同時に再生するとアレでさーね。ホラー技‼️
アジトに乗り込んだ際、一人をやっつける描写、まず壁越しの位置関係を俯瞰で見せて割れたガラスを踏むアップ。から気付く画を挟み影で気づかせしゃがんで交わす。すぐさま構えて撃つ!その銃痕をカメラは通り敵にヒットを見せて次は同じ穴を反対から通り抜けてケビンにトラックアップ‼️・・ため息です。

ギャングのリーダーのシーン、懐かしいイントロ・・ジョーがやられてhey joeってジミヘンかい!いや、カバーみたいですけど。

とにもかくにもかなり衝撃的な展開?それとも「まあそうなるかな」とか言ったら残酷な人間でしょうか!?
しんどいけど、映画としてはしっかりエンタテインメントしてますよね。

筋としては「さまよう刃」「スノーロワイヤル」「レヴェナント」ある意味「女は二度決断する」なんかと同じ、大切な人を奪われ、自らが復讐に向かうもの。
ここらへん作品が密集するので違いを生み出すのに苦労するところですね。