地球外生命体の存在を信じた1人の女性の物語。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や「フォレストガンプ 」などの名作を生み出したR・ゼメキスが1997年に制作したSF作品。
僕が生まれる2年前に制作されたとは思えないほどCGが綺麗で、ストーリーも深みがある。
この映画が他のSF映画と一線を画している点はズバリ宗教についてだろう。
確かに数々のSF作品で信仰と科学とのせめぎ合いについての議論が生まれる物はある。しかし、本作は主題がそこにあるかの如く宗教面から未知との遭遇に対して切り込みを入れてくる。
よって宗教的な話が苦手な人からすればあまり響かない映画かもしれないが、SF映画としては非常に秀でたものを持った作品である。
「インターステラー」で相対性理論の影響を受けるM・マコノヒーが本作では相対性理論についての懸念を語るシーンがすごく好き。
