ナツミオ

若草物語のナツミオのレビュー・感想・評価

若草物語(1949年製作の映画)
4.6
NHK-BSプレミアム録画鑑賞
何回もリメイクされている永遠の名作。

ルイーザ・メイ・オルコット原作の名作古典自伝小説の映画化。
本作以前、以降にも何作も映画化されている名作。
本作品が初のカラー。
原作は4部まである大河小説の1部と続編までを描く。

1946年米作品
監督 マーヴィン・ルロイ
出演 ジューン・アリスン エリザベス・テイラー ピーター・ローフォード マーガレット・オブライエン ジャネット・リー

19世紀後半のアメリカ東部の町で慎ましく暮らすマーチ家の4姉妹。
父は南北戦争の北軍従軍牧師として出征し、留守を守る母と家政婦と姉妹達の女所帯。

マーチ家4姉妹
長女 ベス(ジャネット・リー)
保守的な性格。美しく女らしい。
過去の裕福な生活を憶えており、
裕福な生活に戻りたいと願う。
家計を助ける為、金持ちの家庭教師をしている。

次女 ジョー(ジューン・アリスン)
マーチ家の自称息子。ボーイッシュで活発。小説家志望。
本作品の主役。
私のお気に入りキャラ。

三女 エイミー(エリザベス・テイラー)
生意気盛り。
ベスが懐いており、そのためジョーと良く喧嘩し、張り合っている。

四女 ベス(マーガレット・オブライエン)
非常に内向的だが音楽好きでピアノを弾くのが楽しみ。
次女のジョーとは性格が正反対だが一番の仲良し。病弱で自宅で勉強する。

背景は南北戦争だが、戦争描写は無く、姉妹達の日常や、お隣の大金持ちとの交流や幼馴染との恋愛、病気、結婚、自立などマーチ家の姉妹達の大河ドラマ。

時代背景は違えど、家族・姉妹達の物語はどの時代でも愛される原作の素晴らしさが近年でもリメイクされる理由。
素晴らしい作品。

補足
本作では原作の設定が三女と四女が入れ替わっているようですね
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