iwashi

戸田家の兄妹のiwashiのネタバレレビュー・内容・結末

戸田家の兄妹(1941年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

いやー、冒頭ノイズでまったく台詞が聞き取れなくてどうなることかと思いましたが…やっぱり小津監督すばらしい映画をお撮りになりますねえ。
これ1941年の作品ですか、信じられない。

そこそこのお金持ち家族。大旦那様?の死去で借金が発覚し実家を売ることに。お母さんとまだ自立してない三女は2人セットで長男や長女の家をたらいまわしにされてしまう。

親を疎ましく扱うところが東京物語を連想します。東京物語がしっぽりと老夫婦の行く末を扱ったのに対し、この映画が行き着くところは、お母さんと三女、新たな人生への旅立ちでしょうか。
別荘にて2人で住むとこは太宰治の斜陽を連想します。


ノイズ交じりでムムムと思ってた序盤。次男昌二郎の登場で目が覚めました。
なにあの存在感っ!かっこよすぎますよー。出で立ち、何気ない所作、泣く節子にハットを被せるとことか、もうハートわしづかみ。

しばらくして昌二郎が離脱しますがそこで存在感を出すのが三女節子。
可憐で儚くも前向きなしおらしい美しさがたまりません。友人の時子さんに、世の中舐めんなと諫められるときのあの顔ですね、しゅんとした。かわいい。

映画において誰を観ればいいか自分の中で決まると世界に入り込めますよね。

一回忌の場面。昌二郎やりたい放題で、すこしほかの兄弟かわいそうでした(笑)。兄弟の言い分もなんとなくわかるので。
けどあれくらい勢いよく次々退場させていくのは、やっぱりおもしろくて気持ちいいです。

昌二郎がご一行を天津へ誘う場面はこの映画の魅力がギュウギュウに詰め込まれていてたまらなくて、手を叩いて悶絶しました。

そしてラストシーン。
時子さんから逃げる昌二郎かわいすぎ…。


以下視聴中メモ


発声独特だなあ
61になるとまた赤ちゃんになるの
家族写真
にいさま、かっこいい…
登場のしかたがまた、いいねえ
今日はばかにきれいだね
おとうさん!?
この監督の死の撮り方はリアルだなあ
泣く女にハット被せる昌二郎
おおー兄弟会議
でたっ昌二郎の友人笠智衆
親父とのなんてことない思い出
そうだそうだ、その調子で笑ってろ
昌二郎好き、節子との関係よい
母さんとせっちゃんの押し付けあい
九官鳥笑
長男の嫁イケイケじゃん、ズケズケと
せつない外出だなあ節子と母さん
鼻くそ見せるクソガキ笑
相変わらずかわいくねえなあ子供が笑
けどお弁当半分あげる優しい
いい感じじゃん?良吉とおばあちゃん
節子も働くかねっ
節子優しいなあ優しい、そしてかわいい
育ちが違うと言われしゅんとするのかわいい
安くて美味しいものっ、そしてたくさんあるものっ、庶民の心得
なんか窮屈な生活よねえ、節子と母親
良吉めっちゃええやつやん…
呼び鈴の押し方で機嫌がわかる
エプロン投げ節ちゃんっ笑
残り物食べる節子さんかわいすぎっ
主人公が誰かわかったとたん面白くなりますよね
ヒリつく場面だなあ、お互い様かあ
節子ガンバ
九官鳥も落ちつかないねえ
節子のやりたいようにやらせておやりよお
あーおばあちゃん良吉に嫌われるぜー
長女もこれかよー
別荘、斜陽ぽい流れ
いよいようちの出番かて笑
節子クイズずるすぎ笑
そう、昌兄様たのしみ、きっと来てくれる
???!?
え!?だれの?
ああ、一周忌的な…
昌二郎またかっこいい帰り方を
昌二郎鬼笑
いい夫婦だ、立派なもんだ笑
帰らすんだみんな
そして食うという
すげえなこの展開笑
なんか完全に納得はいかないけどスカッとする
天津で自由を
なんか新しいなあ価値観が
きよもっ笑
九官鳥もっっっ笑
最高!!!
お嫁さんっ、時子さんか!きっと合うよ!
うん!いい女だよ!
まんざらでもないだろぉーーよー?
色が少し黒いけどガッチリしてて親切でみたとこあんまり綺麗じゃないけど俺のようなの、どうだ?
うわもう最高じゃんこの映画、着物じゃん時子さん
お兄さんへ笑からすみとこのわたっ
お兄さん逃げたっ笑、引いてくカメラ
海岸で逃げる兄っ
最高!!!!!
iwashi

iwashi