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ファビオラ
動画配信は2025年5月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
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目次

ファビオラが配信されているサービス一覧

配信サービス配信状況無料期間と料金
Prime Video見放題, レンタル, 購入初回30日間無料 600円(税込)
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ファビオラが配信されていないサービス一覧

U-NEXT
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JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
WOWOWオンデマンド
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J:COM STREAM

ファビオラが配信されているサービス詳細

Prime Video

ファビオラ

Prime Videoで、『ファビオラは見放題配信中です。
Prime Videoには初回30日間無料体験期間があります。
無料体験中は13,000作品以上の見放題作品を鑑賞でき、いつでもキャンセルできます。

Prime Video
配信状況無料期間と料金
見放題, レンタル, 購入
初回30日間無料 600円(税込)
今すぐ観る
月額料金無料期間見放題作品数ダウンロード同時再生可能端末数ポイント付与
600円(税込)初回30日間無料13,000作品以上可能3端末-
映画作品数
142,000作品以上
支払い方法
クレジットカード/デビットカード/キャリア決済/Amazonギフト券/PayPay/あと払い

Prime Videoの特徴
  • 業界最安値水準のコストパフォーマンス
  • 定番作品の網羅性と質の高いオリジナル作品
  • 様々なプライム会員特典が利用可能

Prime Videoに登録する方法

  1. Prime Video トップページから、30日間無料体験のバナーを押します。

  2. 「30日間の無料体験をはじめる」ボタンを押します。

  3. Amazonのアカウントをお持ちの方はログイン、お持ちでない方は「アカウントを作成」を押します。

  4. 氏名、携帯電話番号またはメールアドレス、パスワードを入力し、「次に進む」ボタンを押します。

  5. 入力した携帯電話番号またはメールアドレス宛に確認コードを受け取ります。

  6. 確認コードを入力して「アカウントの作成」ボタンを押します。

  7. 無料期間が終了した際の支払い方法としてクレジットカード情報を入力し、「カードを追加」ボタンを押します。支払い方法として携帯決済を選択することもできます。

  8. 請求先の住所、電話番号を入力して「この住所を使用」ボタンを押します。

  9. お支払い方法を確認し間違いがなければ「続行」ボタンを押します。

  10. プラン、Eメールアドレス、お支払い方法、請求先住所を最終確認し、「30日の無料体験を開始する」を押します。これでAmazon Prime Videoの登録が完了です。

Prime Videoを解約する方法

  1. Prime Video にログインした状態で、トップページからアカウントメニューを開きます。

  2. メニューをスクロールし、アカウントサービスから「お客様の会員資格と定期購読」を選択します。

  3. 「プライム会員設定」ボタンを押します。

  4. 「プライム会員情報の管理」を押し、メニューを開きます。

  5. メニューから「プライム会員情報」を選択します。

  6. 「プライム会員資格を終了する」を選択します。

  7. 画面をスクロールし、「特典と会員資格を終了」ボタンを押します。

  8. 再び画面をスクロールし、「会員資格を終了する」ボタンを押します。

  9. 再び画面をスクロールし、「特典と会員資格を終了」ボタンを押します。

  10. 解約手続きが終了すると、プライム会員資格の終了日が表示されます。終了日までは利用を継続できます。

『ファビオラ』に投稿された感想・評価

3.4
美しい物語。
DVD(ブロードウェイ)にて鑑賞。白黒で164分があっという間。歴史スペクタクルのみごとな娯楽作品だけど、ブラゼッティのテーマは変わらない。不正の告発と暴力への抗議。だから作品には不正と暴力に溢れている。告発と反対のため。

イタリアは内戦が終わってまだ4年。もう戦争はたくさんだというのはヨーロッパの気持ち。だから憎しみが憎しみを呼ぶ戦争の連鎖を断ち切るための奇跡が必要だということか。たしかに今にしてれば、多少はキリスト教的理想主義のうようにも見える。なにせ原作小説『ファビオラあるいはカタコンベの教会(Fabiola or, the Church of the Catacombs)』(1854)は枢機卿ワイズマンが」だし、プロデューサーのサルヴォ・ダンジェロも制作会社のウニヴェルサリスもカトリック系として有名だ。

とはいえ、戦争の悲惨をくぐり抜けたばかり観客にとって、このぐらいの理想主義やご都合主義は、むしろ心地よかったのではあるまいか。ミシェル・モルガンとアンリ・ヴィダルの美男美女のカップルが登場すれば、スクリーンはぱっと輝いただろうし、イタリアが誇るマッシモ・ジロッティのセバスティアーノの輝かしさと、脇を固めるエリサ・チェガーニ、パオロ・ストロッパ、ジーノエ・チェルヴィなどが、絵を引き締めてくれている。

ブラゼッティはこの映画でもパイオニアとして、1950年代のソード&サンダル(あるいはペプラム)と呼ばれる、聖書や叙事詩や神話に基づく叙事詩映画の先駆けとなっている。とはいえ、彼としては戦前に『鉄の王冠』(1941)のようなコスチューム史劇を撮っているし、その前にも『1860』(1934)では見事な戦闘シーンを撮っているわけで、べつに新しいことではなかったのかもしれない。

むしろ彼にとって新しかったのは、史劇におけるリアリズムだったのだろう。時代がかった演出ではなく、むしろ現代に生きる人々とかわらないローマ人たちの姿。だから聖セバスティアーノ/ジロッティは、けっして神々しさにすぎることはない。もちろん、あの矢を射られるシーンはさすがにゾクっとさせる色気はあるのだけど、そこは映画。サービスは必要。そのあたりは職人ブラゼッティ、ぬかりはない。

そうやって手を尽くして、同時代を生きる人々に届くようなリアリズムによって、語りかけようとしたことは何か。ブラゼッティはこの映画について、こう語っている。

「わたしは、登場人物たちが古代ローマ帝国の甲冑や鷲印軍旗のもとで息の詰まるおもいをしてほしくない。巨大で冷たい家に住んでいてほしくはない。歴史と面と向かってみれば、そうではなくて、人物たちが生き生きと、人間らしく、わたしたちの今の現実に結びつけらえれるような、生き方をしていてほしいのだ。暖かくて親密な、本物のローマらしい家に住んでいて、床を引きずるようなトーガではなく、着心地のよいウールの服を着ていてほしい。その口ぶりも、身のこなしも、苦しみ方も、愛し方も、アッピア通りにみかける多くの彫刻のようにではなく、今のわたしたちのようであってほしいのだ。そのときに初めて、わたしの映画は、今日の人々に、わたしが聞いて欲しいことを伝えることができるのだろう。わたしは人々に、暴力と戦争、独善主義と職権濫用に苦しんできた男の言葉を聞いて欲しいのだ」
Luca Verdone, "Alessandro Blasetti" (Roma, Gremese, 1989), p.52.

今見ても、それは十分に伝わってきた。そして作品としても十分に堪能できた。ただしブロードウェイ社のDVDはフランス版。イタリア版で見たかったところ。まあ主役のふたりがフランス人だし、フランスとの合作だからというのはある。それから画質だけど、楽しめたのだけど、できれば修復して、きれいな版を見直してみたいところ。

まあ、欲を言ってはキリがないけどね。
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コンスタンティヌス帝によるキリスト教容認後も差別が残るローマ帝国で、富豪ファビウスがキリスト教と共存し奴隷解放を宣言するも殺害され、キリスト教徒の仕業と流布される。ファビウスの娘ファビオラと恋仲の剣闘士のルアールがキリスト教徒を救うべく奔走する話。