nana

カサンドラ・クロスのnanaのレビュー・感想・評価

カサンドラ・クロス(1976年製作の映画)
-
午前十時の映画祭で鑑賞しました。
最近の午前十時、これまであった次回上映作品の紹介がないのが寂しい。

Filmarksのジャケットしか知らなかったので、この全身防護服を着た怖い人がテロを起こすんだろうなぁと思っていたら違った。
ある意味この人達も怖いのだけれど。

コロナ期にいる私たちにとっては、もしかしたら公開当時よりもリアルに感じる物語。
イタリア/イギリス映画ということで、どこかハリウッドのクライム・パニック映画にはない雰囲気を感じます。
まずパニック映画でソフィア・ローレンが主要キャストなのも意外。
今作の彼女もとても良かったです。

それこそ、終わり方の後味もハリウッド映画にはないようななんとも言えない幕引きな気がします。
そして最後の大スペクタクルは驚き。

当時のお正月映画をまたお正月に映画館で観ることができた喜び。
nana

nana