カサンドラ・クロスの作品情報・感想・評価

「カサンドラ・クロス」に投稿された感想・評価

なお

なおの感想・評価

3.0
ストーリーは面白いけど、観せかたがあんまりなのか、猛毒細菌に侵される人々の恐怖があまり感じられなかった。

マーティン・シーンがハマリ役。
BSプレミアムシネマにて鑑賞。
伝染病に感染したテロリストがヨーロッパ大陸横断列車に乗り込んだことで、列車内がパンデミックに陥るサスペンス。

突然異常事態に巻き込まれた乗客たちと、事件の発覚を恐れて乗客ごと闇に葬ろうとする軍の上層部。
リアルな作風で常に感じる双方の緊迫感。それが最後まで持続します。

驚くべきはやはりラスト。まさかそう持ってくるとは思いませんでした。
絶望と僅かな希望を見せる終わり方で、意外性と何とも言えない余韻がありましたね。

いつの時代も大多数の人々の運命を握るのは、権力を持つ少数の人間。
見応えのあるパニックサスペンスを提示しながらも、そんな人間の立ち位置を表した良作です。
これ前半の話覚えてないと、後半なんでこんな展開になってるんだっけ?ってなる映画 笑

前半のつまらないところもちゃんと覚えておくべきです。わたし忘れてたから後半意味不明に陥ってたパターン…

電車という密室の細菌パニック映画。
パニック映画が好きなら見ておくべきでしょう。

お、チェンバレン博士はダンブルドア先生でしたか…
MiYA

MiYAの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「午後のロードショー」にて。リチャード・ハリス出演の冒険映画というだけで点数が甘くなってしまいますが、「ワイルド・ギース」「ジャガーノート」といった傑作には及ばないまでも、一見の価値はある作品。

この時代の映画としては「ウィルスパニック」という素材はとても先進的であり、それを鉄道アクションと組み合わせたところは非常に斬新。鉄道を朽ち果てた鉄橋に誘導して、ウィルスを乗客ごとなきものにしようという当局の陰謀も衝撃的。主人公たちはそれに抵抗しようとするわけですが、O・J・シンプソン(あのO・J・シンプソン事件のO・J・シンプソンなのか!)、マーティン・シーン(若い頃の彼はほんとにチャーリー・シーンにそっくり)らの主要人物があっさり殺されるのにもびっくり。で、なんだかんだでギリギリで鉄道は止まるんでしょ?と思ったら、前の一等車両だけ落ちて、スプラッターまがいのシーンが展開されてこれまたびっくり。

ずさんな設定は多く、つっこみどころは多いのですが、この破天荒さは買いたいです。
「マンディ」がもうすぐ公開予定なコストマスのお父さんの監督作。なんども見た大好きな作品。ハードディスクにクライマックスシーンだけを保存していたこともありました。(ハードディスクが壊れておじゃん)
久しぶりにみて、調べてもみたら実はジュネーヴ駅はバーゼル駅で撮っていたんですね。それにカサンドラ・クラスは南フランスにある橋で地理的には全然違うし、車両にはパンタグラフがなかったり、でも電線はあったり。そのアーチ橋、そこにないだろ!とか色々突っ込みどころがあるけど「やるだけのことはやったし、仕方がなかった」というなんだかなぁな後味もたまりません。
青山

青山の感想・評価

3.8

病院に侵入した際、秘密に研究されていた細菌兵器に感染してしまったテロリストが、逃げるために特急列車に乗車。その列車内で感染が広がってしまう。
軍の大佐は、列車に乗り合わせた医師に連絡を取り事態の収拾を図るが......というお話。


前半は、正直言って退屈でした。パンデミックものだと思っていたわりに、全然パニック感が出てこない。ただただ列車に乗り合わせた人々が抱える事情が細かく描かれる群像劇の様相を呈します。あれれ、有名な映画だけどこんなもんなの〜ー?見るのやめるか〜〜?と思いながらも我慢して観ていましたが、後半で軍による隔離作戦が実行されるに至って一気に面白くなりました。

白い防護服を着用した軍隊に列車が制圧される映像の衝撃!そこからまさかのサブジャンルがガラッと変わってしまう大胆な展開!
えっ、この話どこに向かうの......?と思っていると「カサンドラ・クロス」への緊迫感が出てきて手に汗握ります。
そしてそして!退屈だった前半での描写が全て回収され、それぞれのキャラクターの見せ場が連鎖して物語が紡がれていくクライマックスは圧巻!いやもう、これに興奮しない映画ファンはさすがにいねえんじゃねえかな。最高としか言えません。

物語の結末にはやるせなさとダメ押しのような恐ろしさも残りますが、その中にも命がけで助け合おうとした彼らの勇姿が脳裏に焼き付く最高な映画でした。いかんせん前半が退屈なのでちょっと減点しときますけど、途中で見るのやめてたらもったいなかった傑作ですわ。
粉雪

粉雪の感想・評価

4.0
子供の頃、テレビで見て怖かった。ドキドキハラハラの連続で、ラストは驚愕。これと、ポセイドンアドベンチャーとタワーリングインフェルノは、子供の頃見た忘れられないパニック映画ベスト3。
昔から知ってる作品なのにチラ見するだけでキチンと観てなかった💦
秀作ですね⭐️
「好み」を司るのは何が起因してのこと?

そんなのは一概に言えないのだろうけど

「良いなっ」て思う映画を並べてみると

なにか法則がある気がしてくるから不思議よね。

根本は辿りたくとも辿れないけど、子どもの時、確実に「好み」だって理解した映画はこれ!

なにがっ?って説明できないけど…、またそれを説明したくない気もしてくるから困ってしまうんだけど、

私のなかでは、名作中の名作に君臨している映画がこの『カサンドラ・クロス』

『カサンドラ・クロス』って題名を言うだけで、血流が増し脳が活性化するんだから、おもしろい。


将来ボケたら、これ観せてね、笑

頼むよ!!
タイトルが印象的で確かに観たと思うが全く覚えていないどうしたものか。
>|