案山子

ふるさとの歌の案山子のレビュー・感想・評価

ふるさとの歌(1925年製作の映画)
3.5
溝口のサイレントは殆ど残っていないにも関わらず、このような教育映画がほとんど例外的に生き延びているという皮肉。当時まだ日活の一新人に過ぎなかった男にとってこうした映画を撮るという行為自体、ハリウッドと比べて恐ろしく監督の幅の利く日本映画界における一つの洗礼であったと思う。
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