このレビューはネタバレを含みます
シンジくんの自慰から始まる物語。
オカズにしちゃうよねぇ。
とにかく吐き気を催すような表現が多いドラッグムービー。「うわぁ・・・」から「うわぁぁぁぁ!!」まで感情が揺さぶられる。メタファーの嵐。
アスカが引き裂かれるシーンはほんと辛かった。辛すぎて何度観ても飽きない。
人間は一人じゃ生きられないが複数いると争いは避けられず、一人の完全な生命体になれば争わずに生きられる。どちらの世界になれば素晴らしいだろうか。それなりに古い映画なのに、ここで描かれているテーマはいつ見ても心にぶっ飛んでくる。
シンジくんとアスカは他人のいる世界を望んだので、その後LCLになった人々はまた元の姿に戻るんだろうね。たぶん。
気持ち悪い…それが他人がいて、自分がいるってことなんだな。アスカにとってはシンジが一番そう思わせてくれる存在だったんだろう。恋愛感情とは別。
他人を肯定したばっかりなのに隣にいるアスカの首を絞めてしまったどうしようもないシンジの感情もなんとなく分かる。
TV版最終回の裏側らしいけど、雰囲気が違いすぎ!