鮎川

恋愛小説家の鮎川のレビュー・感想・評価

恋愛小説家(1997年製作の映画)
3.6
「君はラッキーなんだぜ」
わんちゃんになんてことを!!!!!って初っ端から憤慨させられたけれど許すよ、、あんなに懐かれて、犬は心の氷を溶かしますね、、、
偏屈加減がちょっとまじでそれはいかがなものですか???って何百回も思わされるのは周囲のみんなもそうなんだろうなっていう感じだけど、それにしたってやはりメルヴィンの心根の部分の優しさからは目が離せないというか、それこそが彼だと周りが気づいていく話であり彼が心の棘をこれからもっと取っていければいいねと願う話でもあり、、
誰かに与えられる影響やパワーを受け取った人の言葉はすごく胸に来る、「いい人間になりたくなった」も「原始人も洞穴に描くだろう」もキラーフレーズすぎ…!でもキャロルママの「理想の恋人なんてどこにもいないのよ」が一番のパンチラインかもしれないな。どこか欠けていても、それも含めて愛することができてしまうのが人間だもの、、、
鮎川

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