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この神聖なお転婆娘のzoeのレビュー・感想・評価

この神聖なお転婆娘(1956年製作の映画)
3.8
ミシェル・ボワロンの本格的な監督としてのデビュー作。ブリジット・バルドー演じるお転婆な女の子“ブリジット”が主役の、ミュージカルをアレンジしたコメディです。

Filmarksでの評価はまあ普通かなと言った感じだったので特に期待せずに観ましたが、予想以上に楽しい映画でした。ドタバタでハチャメチャで、くすっと笑える。何も考えずにBBの美しさと可愛さ、そして音楽やダンスを楽しめます。

元がミュージカルだからか、全体的に舞台を観ているみたいで実際にジャンが講義を聞きながら寝てしまったときにみた夢の内容は、ブリジットが舞台で様々な衣装を着て踊っているというもの。衣装もセットも素敵で、とても可愛らしいシーンでした。

私が特に好きなのは留置所でのシーン。ブリジットがいかに人を惹き付ける魅力を持っているか分かるシーンでした。あと、終盤の乱闘?シーンでアニメみたいな効果音がはいるのが印象的。執事が助っ人に電話しているときのセットも素晴らしいです。
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