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マダガスカル2のmatchypotterのレビュー・感想・評価

マダガスカル2(2008年製作の映画)
3.6
3部作×4シリーズ、グルグルローテーションPartⅢ。
2周目①。

前回のマダガスカルからの続き。
マダガスカルを後にして、一行はオンボロ飛行機で一路、自宅のニューヨークへ!

、、、、?
が、オンボロ飛行機。もはや、案の定と言った方が良いのか、目的地に辿り着けず、途中で不時着、というか、墜落。

その行きついた先、それは、、、、アフリカ。サバンナ。

ある意味、野生動物たちのメッカ。
アレックス、マーティ、グロリア、メルマン、ペンギンズ、サル、そして、マダガスカルから付いてきたキツネザル。

みんな、アフリカの大草原に圧倒。

そして、今回のメインは「アレックス、両親との再会」。
ものすごい奇跡的に、再会。どんな確率か!と言わんばかりの涙の再会。

なのだが、なかなかそうもうまくいかない。

悪どいライオンにけしかけられて馳せ参じた“成人の儀式”で、ハメられて両親ごと群れから追放されるアレックス。

そうこうしてる間に、とある理由で水場の水が干上がり、動物たちに危機が迫る。

そこに、追放されたアレックスが立ち上がる。

「アフリカのライオンは踊らないらしい」
「ぢゃあ、何してんの?」
「戦ってる」
「わお」

このアレックスとマーティの“お約束”、笑える。

マーティはマーティでやっと出会えた同じシマウマの群れ。群れで戯れて馴染み始めるも、「“DNA”レベルで、俺たち、何から何まで、一緒!」と。

楽しいはずの群れが、まさかの自らのアイデンティティを揺るがす。

アレックスとマーティと並行して、グロリアとメルマン。
こっちもこっちで、キツネザルのキングのいつもの“お約束”で、火山に生贄捧げて、水をぉぉ〜と。

このキツネザル、小木がホントハマってるな。
顔が思い浮かぶ。
この胡散臭さの中に、妙な説得力。

しょうもないことを言って踊ってるだけなのに、周りを焚き付けて、動きを呼ぶ。
ある意味求心力がハンパない、このキツネザル、このシリーズの代名詞に。

おどるの、す、き、すっき!
おどるの、す、き、すっき!
おどるの、す、き、すっき!

フィジカルに、フィジカルフィジカル、フィジカルに!

フィジカルに、って何だよ。ホント、ウケる。

ニューヨークで、ぬくぬくと、平和に過ごしたかっただけなのに、マーティの自由への願望が、世界規模の大騒動に。

何だかんだと、彼らの価値観が少しずつ少しずつ、何かが変わろうとしているような、、、?

そんな気がする。
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