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理想の女(ひと)のodyssのレビュー・感想・評価

理想の女(ひと)(2004年製作の映画)
3.3
【スカーレット・ヨハンソンがいい】

オスカー・ワイルド『ウィンダミア卿夫人の扇』(私は未読)の映画化。マイク・バーカー監督作品。 

1930年代の南イタリア保養地を舞台に、男性遍歴を重ねてきた中年女と結婚したての純真無垢な女を対比的に描くと同時に、両者の意外なつながりがオチとして用いられている。 

無垢な女を演じるスカーレット・ヨハンソンがはまり役。一方、男性遍歴を重ねた中年女のヘレン・ハントは、もう少し中年の色気みたいなものがほしい。全体として時代的な雰囲気もよく出ているし、それなりに楽しめる映画ではあるが。 
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