工藤蘭丸

少年の工藤蘭丸のレビュー・感想・評価

少年(1969年製作の映画)
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これは、いつどこで観た映画だったかは覚えてないけど、かなり衝撃を受けた覚えのある大島渚監督作品でしたね。

日本各地を転々としながら、子供に当たり屋をやらせて暮らしていた一家の実話をモデルにした作品だったけど、それまでは当たり屋という職業(?)があることも知らなかったし、少年の心境を思って何ともやるせない気持ちにさせられたものでした。

私も、子供の頃は親が嫌いだったけど、本作の少年に比べれば、はるかに幸せだったと思ったものでしたね。