少年の作品情報・感想・評価

「少年」に投稿された感想・評価

nickname

nicknameの感想・評価

4.3
Escape saint Michelにて

初大島渚作品

、、、言葉に詰まる
阿部哲夫の顔が凄い
生まれ持ったその「顔」がもうこの映画の全てを物語っている

もっと阿部哲夫を観たかったけどこれが最初で最後の作品らしく。

映画も阿部哲夫も大島渚も私の心に何かを置いていった
拾いに来てくれないなら、置いてかないでよ、って思うけど
そんな映画に出会いたくて私は沢山映画を観てる。

間違いなく観てよかった
もっと大島渚の世界観に浸りたい
決して幸福感に満たされる気はしないけどそれを理解した上でもっと観たい

うーー阿部哲夫ーーーーー!!!
主人公が阿部哲夫じゃなかったら4.3なんてつけない
ぶん

ぶんの感想・評価

3.6
主人公を演じた少年の台詞、演技、とても孤児院に居た素人とは思えないしっかりした喋りだった。これを機に飛躍するチャンスはあっただろうに勿体ない気がする。
彼には何か思うところがある…そういう雰囲気がこの作品にも出ている。

自分たちの行いでひとりの少女を死に追いやった。その事実が少年を正しい道にに導くというラストに救われる。
Tyga

Tygaの感想・評価

4.0
チビがくそかわいい。

一秒も楽しそうじゃないロードムービー。
とはいえ、チビには楽しい旅だったのかもしれない……。
父親の身体にも刻まれた傷。とはいえ、それを息子にも要求するのもおかしな話。
この後、少年に待ってるのはどんな生活なんだろう。
色々、考えてしまう映画だった。

アンドロメダ。
mtmg

mtmgの感想・評価

4.3
緊張感あって良い映画。少年の演技が良いし、この1本だけ出演して元々いた養護施設に戻ったというエピソードも最高。カラーの場面とモノクロの場面があるけど、モノクロの場面はモノクロの方が良いような気がするのが不思議だし凄い。たまにあるチビと少年の2人のシーンで雰囲気が変わって緩急が効いてるし、チビの存在が画的にも効果的。
是枝監督に見出されて主演した「誰も知らない」を機に、今では誰もが知っている俳優になった柳楽優弥とは対照的に、もともと孤児だった阿部哲夫という名の少年は、かつてこの「少年」で主役を演じるも、その後ひっそりと孤児院に戻り、表舞台からもきっぱりと姿を消してしまった。

このエピソード、なっかなか、クるものがある。終幕後、あの少年がどんな人生を送ったのか、いったい誰が知っているんだろう。なんか、クるわあ……
なんだか「万引き家族」のような内容。
血が繋がっていても自分のことしか考えない渡辺文雄と、仕方なく夫に付き従う継母の小山明子。
主人公の少年とまだ赤ちゃんの弟の4人家族。

要するに「父権」にすがるだけのダメ父と、その一家による全国当たり屋行脚で、「少年」は歪んだ逞しさを身につけて行きながら、「ウルトラマン」的なナニガシに自己を投影しながら倫理と現実の狭間で分裂して行く、という物語。

四国から日本を縦断して北海道まで辿り着き。とうとう北の果てまで来てしまった。
潮時を感じ、ようやく「普通の生活」に戻り、ようやく普通の家族になった途端に事件が発覚する。

これらの物語の中で家族なんてものは血の繋がりだけの幻想という物語と、それでも人が集まり暮らしていく中で家族になっていくという物語が並行して語られるつくり。

劇的設定の中にリアリズムな手法を取り入れる、という実に当時のトレンドを牽引していた大島渚、な1本。

「戦後」が始まり。戦争がないだけで、日本は別の方向におかしくなっていくありよう。という意味で今を知ることのできる作品。
当たり屋で生計を立てている家族のロードムービーです。いつしか少年も身を投げだすことになります。悲しいですね。全国各地を当たり屋でまわって最後は北海道の最北端まで行き、もう行き場もありません。常に少年の行為を映し出しています。最終的に捕まり、少年も懺悔をしていますが、観ている限り救いようのないように思えました。宇宙人はいませんでした。
靴下

靴下の感想・評価

3.9
子供に当たり屋をさせて逃避するように北へ向かう家族の話
少年とチビの会話が可愛い 宇宙人雪だるまを壊すシーンが良かった
か

かの感想・評価

3.2
それは宇宙人です


1960年代日本
走行中の車に故意にぶつかり示談金を得ることで生計を立てている家族のロードムービー
実話が元
Netflixで鑑賞

走ってくる自動車にわざとぶつかり示談金や治療費をせしめる『当たり屋』を中学生の子供も使い家族ぐるみで行うという1960年代に実際に発生した事件を映画化したロードムービー。


九州から北海道まで日本縦断しながら撮ったという美しい景色に高度経済成長期の日本から取り残され体を張って日銭を稼ぐ生活が淡々と描かれるがとても胸に来るものがあった。
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